演劇ノンタス

雑記ブログ

脊柱管狭窄症は自分で治せる?

4ヶ月ほど前からであるが、歩いてる最中に足がズキズキするようになった。

 

最初はシップや市販の痛み止めを飲んでいたが、だんだんひどくなってきたので、整形外科に行ったところ、「脊柱管狭窄症」と言われた。

 

脊柱管狭窄症とは、背中にある脊柱管が狭くなり、足に血が流れにくくなり、しびれや痛みをもたらす病気である。

 

なお、これは中高年から発する病気で、若い人はほとんどならないそうだ。

 

自分は年齢的にオッサンの部類に入るが、気持ちはまだまだ若いつもりでおった。

 

だが、これで名実ともにオッサンになったことを実感した。

 

以前、同僚のA子さんが「自分と同世代の女優が、白髪染めのCMに出だして、私もそういう年なんだと、めちゃショックうけた」と、語っておったが、まさしく、今の自分の心境もそれと同じである。

 

脊柱管狭窄を治すには、①痛み止めの薬や血流をよくする薬を服用しながら、リハビリをする。

 

それがダメなら、②ブロック注射。

 

それでもダメなら、最終手段の③手術だそうだ。

 

で、自分は現在①の段階の治療を行っている。

 

毎日、薬を飲んで、週に1~2回、病院のリハビリ室で、けん引をしとる。

 

こういう生活をはじめて、すでに1か月たつのだが、正直、よくなっている感じがあまりしない。

 

強烈な痛みは、おさまっているのだが、やはり歩くと、あいかわらず、ジンジン痛みがするのである。

 

薬を飲み忘れたりすると、痛みが強くなるし、明け方とか、痛くて目がさめることも多々ある。

 

なにより、仕事にも少し支障が出ておる。(まあ、これはミスをしても、「すみません。なんせ、自分は今、脊柱管狭窄症で集中できなくて・・」と言い訳できるので、どちらかといえば、好都合なのだが)

 

で、こないだの診察の際、先生にそういう話をしたところ、「そうですか。でも、もう少し、リハビリをがんばって様子を見ましょう」とのことだった。

 

自分としては、③の手術は抵抗あるものの、もうそろそろ②の注射を打ってもいい段階ではないのかと思っている。

 

だが、先生はそれをよしとしないのである。

 

これはいったいどういうことなのだろうか?

 

慎重な先生なのだろうか?

 

それとも人間の回復力というのを信じているのだろうか?

 

もしも、この先生が、美容整形外科のクリニックを経営していたら、絶対もうからんと思う。

 

「私、たれ尻で悩んでるんです。なんとかしてください」というお客さんに「そうですか。じゃあ、まずエステに行きましょう。すぐに注射を打ったり、整形をしたりするのは、卑怯者ですからね」と言っておったら、ソッコーで廃業である。

 

閑話休題

 

先週、ブックオフに行ったところ、「壮快」という健康雑誌の「激痛、しびれを一掃!手術も回避できる 脊柱管狭窄症は自分で治せる!」の特集号が、百円で売っておった。

 

タイトルを見ただけで感動したワシはすぐに手を取り、レジに持って行った。

 

家に帰って早速、読んでみると、「バタ足体操」とか、「股関節締め」、「お尻ほぐし」など、脊柱管狭窄症に効く療法がたくさん紹介しておった。

 

「これを熱心に行っている人の多くは2~3か月で痛みやしびれが軽快しています」だの、「根気よく、半年くらい続けたところ、徐々に効果が現れてきました」という成功者の声だの、とにかく、「熱心に」とか「根気よく」というキーワードがやたら、出てきた。

 

そして、時間がかかるようなことばかり書いておった。

 

どのページを開いても、「これをはじめて3日でよくなりました」的な虫のいい話は、どこにも載っていなかった。

 

はあ(ため息)。

 

このブログをみればわかると思うが、自分は月に1回しか更新しないなまけものなのである。トレーニングを根気よく、毎日できるような人間なら、ブログだって、毎日更新できるのである。

 

しかし、愚痴ったところで、病気が治るわけでないので、とりあえず、この本に載っていたやつで、一番かんたんそうな「尻締め気功」というやつを始めることにした。

 

(内容)

①あおむけになり、5秒かけて鼻で息を深く吸い込む。このとき、両手足の指を強く握り、肛門を締め、全身に力を入れる。

②15秒かけて、息をゆっくり吐く。

これを5回くりかえす。1日1回~2回。

 

就寝前に1回やればいいだけだから、なまけものの自分でもできそうである。

 

こんなんで治るなんて、とても信じられんが、ひとまず、これを頑張ってみようと思う。

 

続きはまた後日。

 

 

 

今週のお題「読書の秋」